三菱重工グループは、発電プラントなどの社会インフラ、船舶、航空機などの輸送機器、大型ロケットなどの宇宙機器に至るまで、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、1884年の創立以来、社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現に向けたエナジートランジション、モビリティの電化・知能化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、人々の豊かな暮らしを実現します。
高速炉、高温ガス炉、マイクロ炉等の開発段階にある先進炉の実現に向け、設計部・研究所が実施する、各種設備・機器の開発設計、設計データを取得する試験 及び 設計検証のための試験に関する計画策定・試験を取りまとめ、部門間の横通し、工程管理及びコスト(計上)管理などの業務を担当して頂きます。
実証炉開発は概念設計に取り掛かったばかりのプロジェクトであり、プラントの基本計画を策定し、基本仕様を作り込む段階です。この推進過程で顧客ニーズと当社シーズの擦り合わせ、社内の詳細設計部門 及び 製作・現地工事・品証の社内各部門との調整他、技術的な検討を行います。
政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロを目指すことを宣言しました。このカーボンニュートラルを実現するために、当社では既存の原子力発電はもちろん、社会的必要性が高まる高速炉、高温ガス炉(水素製造)、核融合炉、マイクロ炉といった、いわゆる先進炉やその燃料製造施設にも取り組んでいます。
当Gは、先進炉開発において社内の技術上の最上流に位置しており、今後 建設されるプラントの基本仕様を定めるため、プロジェクト全体を左右する重要な役割を担います。責任も大きいですが、基本計画段階からプロジェクトに参画でき、自身のアイデアをプラントの概念・設計に反映し、それを基本設計・詳細設計部門と共に具現化していく、技術者として非常に遣り甲斐の感じられる業務です。
プロジェクト全体として、設備概念を構築していく過程で、R&Dの成果、設計成立性の評価に基づく判断が求められるため、原子力、機械、熱、構造、化学、電気、材料等、専門性の高い社内関係者(研究所、設計部門、製作部門他)から知見を集約する中で自身の専門性を活かせ、技術力向上が実感しやすい部門と言えます。
<補足説明>
・出社しての業務が基本ですが、育児や介護に加え作業の効率的推進を理由に在宅勤務することも可能です。
・出張あり(国内:1、2回/月、海外:1回/数年)
※適性を踏まえ割り当てた担当業務により異なります
■当社原子力事業全般の詳細について以下URLから是非ご確認ください。
https://www.mhi.com/jp/business/nuclear
■応募をご検討の方向けリーフレット
https://www.mhi.com/jp/business/nuclear/pdf/leaflet_recult_carrer.pdf
・高専卒以上(機械工学)
・製品、機器、装置、部品類の開発または設計経験3年程度以上
・以下いずれかの経験/知識
-製品等の不具合の解決経験
-機械メーカー、プラントメーカー等での経験
-TOEICスコア600点以上
・技術事項の広い分野に興味、高い好奇心(積極性、チャレンジ精神)
・解決すべき課題を設定するための洞察力(物事を大局的かつ客観的に把握する)と
論理的思考力
・課題解決に向け周囲と連携するためのコミュニケーションスキルと協調性